この日はとても寒かったのです・・・・。
でも、走りたかった。箱根といえば「ターンパイク(ではない?)」。
ということで、行ってきました!
アネスト岩田ターンパイク箱根
入口付近ではZH2の外気温計で「3℃(!)」。
自宅付近は9℃でしたので、6℃の差は大きかったです。

有料道路でETC利用はできません。
片道500円となります。
山頂の気温はもっと低い・・・・なんてことも考えずに、
「この入口からの急坂をダッシュで登ってやる!」と
気合いいれまくりでした。
少し(?)寒かったので、温かい缶コーヒーも飲み終え、
入口で支払う料金を小銭で用意して、
いざ料金所へ!
はじめてクルマの運転免許を取得して最初に遠出した場所が、
確か箱根ターンパイクだったような。
そんな甘く切ない昔をなつかしみつつ、急坂を目前に燃えてました。
ここまでは燃えていたのです・・・が。
山頂に向けて走行開始。
ZH2は上り坂とは思えないスピードでダッシュします。
速すぎてビビりました(汗)
「こんなに速かったっけ?」と思うくらい、
めちゃくちゃ調子いいです。
あっという間に登ってしまうのです。
ぐんぐん登るのですが、異変に気付きました。
なんか、異様に寒いし風の「冷たさ」を感じるんですよね。
ZH2の外気温計が3℃→2℃→1℃・・・・。
一瞬目を疑いました。
当たり前なのですが、「山を登れが気温が下がる・・・」、
こんな当たり前のことを完全に忘れてしまっていました。
それでも、対向車線で数台のバイクとすれ違ったので、
「山頂に向けて致命的に走行できないことはないだろう・・・」と思いつつ、
路面がなんとなくうっすらと濡れた感じの箇所もあったので、
超安全運転モードへ・・・びびりみったー発動です。
こんな時に限って周りに誰も走っていなく、
たった1人。不安・・・。
ときどきすれ違うバイクが、ある意味うらやましくなりつつも、
「ここまできたから・・・」と言い聞かせながら、
山頂を目指します。
そして、いよいよ山頂がみえてきました。
途中、絶景らしき箇所も雰囲気で感じながらも、
びびって見る余裕などなく、
超安全運転で駆け抜けてきたことと達成感に満たされつつ、
恐る恐るメーターの外気温計をみると「0℃」・・・。
「もう無理です、怖いです、初心者です、帰りたい!!!!」
となってしまい、バイカーズパラダイスとかナビにセットしてあったり、
「箱根神社行っちゃおう」とか思っていた自分を思いっきり後悔しながら、
バイクをUターンさせて、同じくターンパイクを下りに向けて走行開始。
このまま別の峠を下ると何があるかわからなかったので、
選択肢はターンパイク下りしか思いつきませんでした。
超安全運転で下っていく途中、すれ違うのはクルマのみ。
バイク、いません!どこにも見えません・・・。
早く戻りたいけど、路面うっすら濡れてるところあるし、
よく見ると路肩に雪残ってるし・・・・。
スピード出したらとんでもないことになりそうだし、
こんなところで放り出されたら凍死するかも・・・、
とかいろいろ考えちゃって、寒いやら怖いやら・・・。
きれいな樹木は路面の大半を陰にして、
よりいっそう路面温度低そうだし、途中にあるマルケス岩とか、
チラ見だけして速攻走り抜けましたよね。
なんとか無事に下山。
「なんか暖かいかも(3℃だけど)」
ということで、小田原厚木道路、東名高速、首都高と帰宅してきました。

こんな体験、バイクじゃないと無理ですよね。
クルマでも路面凍結とかはもちろん気にするけど、
エアコンあるから寒いとか思わないし、気温もさほど気にならないかも。
でも、いま思えば、楽しかったです。
バイクだからこそ感じられた感情でした。
だから、またターンパイク行きます!
もちろん春以降ですが・・・・。
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