前回交換から約3ヶ月経過。
エンジンオイルの交換時期となりました。
バイクのコンディション
距離:17,707km(前回交換時から2,847km走行)
状態:絶好調、問題ないレベル
エンジンオイル交換とは
エンジンオイル交換を行う理由は、次のとおりです。
①エンジンの性能を維持する
②エンジン自体の故障や燃費の低下を防ぐ
③エンジンオイルの劣化への対応
エンジンオイルは、エンジン内部の摩擦を減らし、
冷却や洗浄の役割を果たします。
しかし、長期間使用すると、
オイルが劣化したり汚れたりして、その機能が低下します。
そのため、定期的にエンジンオイル交換を行うことが必要です。
一般的には、走行距離、使用状況そして使用期間に応じて交換します。
バイクの種類や用途により異なりますが、
一般的には5,000km〜10,000kmごとに交換することが推奨されますが、
環境負荷等も考慮して、車種によってはロングライフオイルをもって、
より交換までの距離が長く設定されている場合もあります。
詳しくは自車の取扱説明書等でご確認ください。
エンジンオイル交換自体は、DIYとしては比較的軽作業だと思います。
自分で行うこともできますが、道具が必要なのと廃油の処理にも注意が必要です。
廃油処理は廃油自体を固めて捨てるタイプや専用のタンク等で持ち込んで、
廃油処理(リサイクルの一環)とする場合があります。
地域のルールに従って対応するようにしましょう。
なお、私は近所の2りんかんに持ち込んで、処理していただいてます。
事前に電話で確認し、適切に持ち込めば無料で対応してくれてます。
今回交換したエンジンオイル
今までカワサキ純正オイル「冴速(0W-40)」を使っていましたが、
前回交換時から「MOTUL7100」を使っています。
冴速も純正という安心感はあるものの、
交換時にオイルの汚れがあまりなくて、
少し気になってました。
MOTUL7100にしてから交換は、オイルも適度に汚れており、
洗浄効果を発揮してくれていると思えます。
MOTUL7100の特徴
MOTUL7100の特徴は、
「エステル」をベースオイルとしたエンジンオイルであることです。
その特徴は、高い潤滑性能と金属への吸着性にあります。
「エステル」は化学合成油の中でも最高級のベースオイルとされ、
始動時のドライスタートを防ぎ、油膜切れしにくくします。
また、エステルは金属表面に強く結合するため、
エンジン内部における油膜を適切に保ち、
金属摩耗を減らす効果があるとされています。
ただし、エステルは水分に弱く、
劣化しやすいという欠点もあるといわれています。
オイル交換時のツール
今回は以下のツールを使って交換作業を進めました。
エンジンオイル:MOTUL7100 4.3ℓ
オイルフィルタ:カワサキ純正 オイルフィルタ(部品番号:16097-0009)
ガスケット:カワサキ純正 ガスケット12×22×2(部品番号:92065-097)
オイルフィルターレンチ:KTC カップ型オイルフィルタレンチAVSA-080(内寸79.5)
オイルフィルタの締め付け規定トルク値は17Nm
エンジンオイルドレンボルトの締め付け規定トルク値は25Nm
※トルク値は、カワサキZH2サービスマニュアル参照済
トルク管理は適切に行うべく、
KTCのデジラチェを使用しました。
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