2021年1月16日(日)晴れ。
カワサキZH2の1ヶ月点検をカワサキプラザで受けてきました。
あわせて、オイル交換とオイルフィルターの交換も実施。
「ならし運転」は必要だと思います
新車で購入した初バイク!
「ならし運転」にはいろいろな説がありますよね。
「必要」、「必要ではない」、賛否両論です。
昔は工作技術のレベルが今より低かったこともあって、
「ならし運転」によって、
数多くのパーツ(部品)で構成される機械(主にエンジン)に
「なじみ」をもたせるために「ならし運転」が「必要」という説が多いかと思います。
一方、「必要ではない」という説には、
昨今の工作技術であれば部品類のなじみは必要ないし、
工場出荷時にエンジンは検査目的で全開で回しているし、
走り出していきなり全開でもいいくらい、という説なのだと思います。
では、そのバイクを作っているメーカーはどういう考えでしょうか?
「ならし運転について」(カワサキモータースジャパン)
結論、「必要」という見解でした。
カワサキの場合、排気量や車種により異なりますが、
ZH2の場合は走行距離に応じて以下のとおりです。
・350Kmまで:4,000回転以下での走行
・350Km〜600Kmまで:6,000回転以下での走行
・600Km〜1,000Kmまで:控えめな運転
距離数に応じて段階的に回転数を上げていき、
1,000Kmほど走行したら「ならし運転終了」とのこと。
いちご屋としては、
「ならし運転」はバイクの機械的な要因以外にも必要だと思います。
「自分が新しいバイクに慣れること」
上手な人はどんなバイクに乗っても、
いきなり走れてしまうかもしれません。
しかし、「人」が「バイク」に「慣れる」までは、
いつも以上に全ての動作を「丁寧におこなう」というのが、
「人」が「バイク」に「慣れる」ための「ならし運転」なのかなと思います。
ということで、カワサキの定義に従って「ならし運転」を行って、
1,031Km走破して1ヶ月点検とあいなりました!
1ヶ月点検
カワサキでは、「1ヶ月点検」とは、
「1ヶ月または1,000Km走行時の点検」となっており、
カワサキプラザで購入していることもあり、
基本的に無料で行ってもらうことができます。
同時に初回のオイル交換や、
あわせてオイルフィルターの交換をされる方も多いと思いますが、
オイルは差額を支払えばアップグレードすることもできます。
ZH2も、点検とオイル(フィルター含む)の交換を実施してきました。
1ヶ月点検の項目
1ヶ月点検の点検項目と通常のオイル交換の内容は以下のとおりです。
【ステアリング装置】
- ステアリングステムの取り付け状態
【ブレーキ】
- ブレーキレバーの遊び
- ブレーキペダルの遊び
- 前後ブレーキのきき具合
- ロッドおよびケーブル類の緩み、がた、損傷
- ホースおよびパイプの漏れ、損傷、取り付け状態
【動力伝達装置】
- クラッチレバーの遊び、作用
- ドライブチェーンまたは、ベルトの緩み
【電気・保安装置】
- バッテリ液量 ※ZH2は点検不要
(注) シール形バッテリは点検不要
【エンジン】
- 潤滑装置のオイル漏れ
- 燃料漏れ
- アイドリング回転速度
- 低速および加速の状態
【足回り】
- ホイールナットおよびボルトの緩み
- スポークの緩み、損傷 ※ZH2は点検不要
オイル交換
- オイル:カワサキ純正 S4(SG10-40) ※差額の支払いで交換するオイルの変更も可
- オイルフィルター:カワサキ純正オイルフィルター
- 関連部品:カワサキ純正ドレンガスケット、Oリング等
全て「問題なし」という合格結果でした!
あわせて、エンジンオイルをアップグレードして交換してもらいました。
オイル交換&オイルフィルター交換
わたしはクルマもバイクも、オイルは基本的に純正オイル派です。
その車種や用途にあった良質なオイルを定期的に交換することが、
オイル交換というメンテナンスのポイントだと思っています。
サーキット走行等、
負荷が高い走行の場合は社外オイルでよいオイルを使うべきだと思いますが、
街乗り及びツーリング目的のため、
純正品かつ高品質なオイルに交換していきたいと考えています。
今回交換したオイルは以下のとおりです。
・カワサキエルフ Vent Vert(ヴァンヴェール)冴速(サエソク):10W-40
・カワサキ純正オイルフィルター:J160970009
オイルフィルター交換ありのため、オイルは「4.3リットル」交換しました。
ヴァンヴェールはカワサキ車乗りには有名なオイルだと思いますが、
カワサキとエルフが共同開発したオイルです。
「冴速(サエソク)」と「冴強(サエキョウ)」の2種類あります。
「冴速」は「エンジン、ギアの各パーツのプロテクション効果を重視し、
低温から高温まで最適な油膜特性を保持。
尚且つ、オイルの粘性抵抗を減らし、エンジン各パーツのフリクションロスを低減。
あらゆる条件下でエンジンパフォーマンスを最大限に発揮できるように設計。
また、オイルのコンポーネントを厳選し、極めて優れた酸化安定性能、
せん断安定性能を持っており、
スーパースポーツ車などシビアコンディションにおいても
性能を発揮でき安心してお使いいただけます。」となっています。
一方、「冴強」は「エルフの最新技術を駆使したハイクオリティなベースオイルと
添加剤を配合してお り、特に熱的に厳しく、
排気量の大きい空冷エンジンや高出力の水冷エンジンに 最 適 で す 。
また 、高温側の粘度設定を50番とし、高温域での安全マージンを確保しています。」
とのこと。
どちらも、バイクと用途に合わせて選択すればよいのかなと思います。
※各種オイルの説明はカワサキモータースジャパンのホームページから抜粋しました
まとめ
1ヶ月点検も無事に終わり、これからも安心して乗ることができます。
次の点検は6ヶ月点検。オイルは3,000Kmか3ヶ月のどちらか早い方で交換です。
オイル交換もすると、いろいろリフレッシュした感もあって、
気分も新たになりますよね。
これからも安全運転をおこなっていきます。
なお、オイルをアップグレードしているため追加費用が発生していますが、
差額2,838円(税込)でした。
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